♥ ひとりさんカフェ

去年ここもちょっと遠すぎて行けなかった「ひとりさんカフェ」

品川から電車を乗り継いで２時間半ぐらい掛かりました。



と～っても長閑で線路沿いに菜の花も咲いていた暖かい場所に、ひっそり

とでも、中はとっても明るく温かい空間と波動が広がっていました。

　

着いた時には愛媛からいらしたひとりさんファンの方がいらしゃっていま

した。目を惹き付けた日本画。美人のモデルさんにどうしても目がいきま

す。ひとりさんのお姉さんが描かれているものです。

どうして目が行くのか？後でお話を伺うと「なるほど」と思うステキな

エピソードがありました。優しいお姉さん。私だったら・・逃げ出すかも



すいとんやコーヒーを頂きながら、僅かなじかんでしたがいっぱいすてき

なお話を伺えてとっても良かったです。

まるかんは「ＧＮ１」＝義理と人情が一番と言う意味らしいのですが・・

それを実感したエピソードを庄司さんが話して下さいました。

ひとりさんは小さい時体が弱くてよく高熱を出し寝ていたそうです。

おかあさんは家計を支える為仕事が忙しく、小さかったひとりさんは

熱を出しひとりで寝ていたそうですが、お姉さんが自分のお小遣いの中か

らその当時は高価なりんごを買って来てすりおろして食べさせてくれたそ

うです。その時のりんごがとっても美味しくて、おねえさんの優しさが心

に沁みて・・ひとり少年は「自分に力がついたら必ずこの人に恩を返した

い」そう思って、やっとそれが今実現したそうです。



おねえさんが御家族を亡くされて悲しみに沈んである時、ひとりさんは

週に何回か顔を見せに来てくれ、「お姉さん今日、ご飯一緒に食べれ

る？」と１５分前に電話があるそうです。「いいよ」というと「じゃあ

これから向うから１５分後に着くからと言い、また「今日はちょっと・・

・」と断ると「うん、分かった。じゃぁまたね」と電話を切られるそうで

す。その当時はおねえさんも余裕がなくて、後で気づいたら東京から千葉

まで１５分でこれるはずない。お姉さんの家まで後１５分という処で電話

をかけていたそうです。何故１５分なのか？

それはお姉さんが仕度をする時間だったそうです。それほど心配りしなが

らも相手の負担にならないように、今は東京だとさらりと言う思いやり。

本当の親切、思いやりとは相手の負担にならないようにかっこよくする事

なのだと改めて思いました。

帰り際、おねえさんに握手を求めたら両手で手を包み込んで頂きパワーを

頂きました。足の下から光の柱がスーと上がってくる感じがしました。

とってもすてきなお姉さんでした。

そして・・

びっくりしたのは、絶好調ダンスで拝見したお姉さんと今のお姉さんでは

今の方が遥かに若くきれいなんです!!!

おねえさんがひとりさんのことをすごく尊敬されていたのが印象的でした



電車から建設途中のスカイツリーも見る事ができ、尚且つ電車の中でもす

てきな出会いがありました。８０歳だと言う法事帰りのおじいちゃま。

お酒も少しは入りほろ酔い加減で向いあわせの席に座られました。

「御主人？奥さん美人だね。いやぁ～美人だね。いいね」と何度もおしゃ

り、私の横に座ってあった途中から乗られた方にも「あぁ、お姉さん？

いやぁ～美人だね。美人だ。家のね奥さんも昔はあなたによく似た美人だ

たんだけどね・・・」そう語り始められました。

「今日は兄の孫の法要でね。どうして若い人が先に逝き、どうでもよい年

寄のわしらが残っているんだか・・ね」そう言い、「頭が良い、出来のい

い人は先に逝ってしまうんだよね。頭の良い兄たちはみんな戦争で若くし

て逝ってしまった。ぼんくらのわしらが戦後は生き残った。」そう悲しい

顔をされたかと思うと思いなおしたように「奥さんは美人だね。頭もよさ

そうだね。あぁ、頭が良いでしょう御主人ね？」そう良い、隣の女性に

「いやぁ～美人だね」とず～と終点千葉駅まで褒めまくり(笑)

最初は硬い表情の隣の女性も段々と笑顔が広がっていました。

「ほめ道」こういう事なんだと気付かせて頂きました。

ほんの一時でもご一緒した人に「気持ち良く過ごしてもらう」それがほめ

道の大きな効果なのだと実感しました。お世辞であってもほめられて嫌な

人は早々いないと思いますから。

長い長い文になってしまいました。最後までお付き合い頂きありがとう

ございます。あなたの全てに良きことが雪崩の如く起きます！