♥ 花にまつわる思い出の一頁

　　

花は実に美しいですよね。

家族に遺言の如く言っている事があります。

それは、死んだ時何も特別にしなくても良いから、

せめてたくさんのお花をいっぱいに飾って欲しいと・・。(笑)

それほど、お花は和ませてくれたり、勇気や優しさや励ましを

さり気無くくれますよね。

お水を取り換えながら独り言を言います。「ありがとう」

この世から色々と消えて欲しくないものはありますが、

お花がない生活は考えられないですね。

思い起こせば、亡き祖父が庭造りや花を育てる道楽があり

物心ついた時から庭には、アマリリスや菊、キンセンカ、水仙

つつじ、梅、グミの木、白鷺草などたくさん四季折々に

咲き乱れていましたからでしょうね。

その花を摘んで、祖母は私を連れてお墓参りによく言っていました。

そして、墓掃除をしながら、小さかった私にいつも呟いていました。

「遠くにはお嫁に行かないでおくれ。花も線香も特別なこともいらない

から、墓参りだけはしておくれ。遠くに行ったら、墓参りはできないか

ら」　　　その言葉はず～と私の脳裏に残って離れませんでした。

きっと、この世を離れるまでず～と消える事はないでしょうね。

父母以上によく可愛がって愛と躾をしてくれた大好きな祖母の言葉ですか

ら。

今日も一日、元気に行動し、さり気無くつぶやきます３０００回の

　　　　　　　　　　　ありがとうを！！