♥ パパみたい？

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　(株)コミニケ出版より

先日、レストランで、食事をしていた親子連れを見かけました。帰り際に、母親

がレジで支払いを済ませると、子どもは大きな声でこう言いました。

「ごちそうさまでした！」

その声が響き渡ると、レストランは温かな雰囲気に包まれました。そして

その声には、お店に対する感謝だけではない、少し誇らしげなニュアンスが含ま

れていたことに気づきました。

なぜだろうと親子を見ていたら、子どもは母親にこう尋ねていました。

「パパみたいだった？」

どうやら子どもの父親は、お店で何かを買ったり、サービスを受けたりしたあと

「ありがとう」や「ごちそうさま」という感謝の言葉を常に一言添えているよう

です。それをそばで見ていた子どもが、いつの間にか、マネをするようになり、

知らないうちに身についたということなのでしょう。

子どもの父親がどういう人なのかはわかりません。しかし、その人柄は、子ども

にそのまんま反映されているようです。そして何よりも、子どもに尊敬されてい

る父親だということは、その誇らしげな声で、よくわかりました。

『親の言動の一つ一つが教育です』

☆言う側も、言われる側も気持ちのよい言葉をキャッチボールに日々楽しく過ご

　したいものですね。今日もあなたのすべてに善きことが雪崩の如く起きます！

　ありがとうございます。