♥ 佐賀へ

真っ白な霜が一面に降り注ぎ、吐息白く出る中恒例の水くみへ。

子どもの頃は冬の朝はこんなに霜や霜柱がいっぱい中を靴でサクサクと踏

みしめながら登校した事が思い出されます。

　

今ではアスファルトで覆い尽くされ中々見たり体験できないのが現状。

便利な面、ちょっと寂しい気もしますね。



植物たちはこの冷たき霜の中でも、凛として朝を迎えています。

逞しく、美しくもある朝のお日様が当たるまでのひと時。

　

湧水は気温とは対照的に温かいんですよね。

命を繋ぐ水に今日も感謝です。



そして兼ねてから行きたいと思っていた唐津の宝当神社へ。

唐津城の城下町は、大きなお屋敷がたくさんあり当時をしのばせます。



高島行の渡船時間までかなりあったので、近くの唐津神社へ。

きれいな心地よい神社でした。

　

梅の花もたくさん咲いていて、その香りが心地よいです。

車からは丁度「東風吹かば　においおこせよ　梅の花」と道真公の句を読

むＤＪの声がしていました。

　

唐津港から渡船で１０分の近い島にある宝当神社。

メディアの情報で住人以上に観光客や祈願のための人が乗船します。

不思議だなぁ～っと思います。

あらゆるところからそれぞれの思い出乗船し、乗りあわせる巡り合わせ。

それでも、皆人はきっと同じ本質を秘めている。



しずくは神社へ参拝するとお願い事は出来ません。

もちろん天にお願いしたい事は山ほどあるのですが・・鳥居をくぐると

そんな事が何処かへと飛んでいちゃうのです。

ただ、ここまで来れた幸せとご縁にありがたいなと「御縁を頂きありがと

うございます」としか・・出てきません。

それでいいのだとも思っています。なぜなら、必要な事は起こると信じて

いますから。



でも、色んなところに自分の足で立ち、五感六感で体感する事が喜びなの

だと思います。だからこそ、気になる所やワクワクしそうな所へは自然と

足が運ぶのだと思います。

そう言えば、唐津ではたくさんのネコちゃんたちに遭遇したり、会ったり

しました。お腹の大きなネコちゃんや毛並みの良い宝くじ猫など(笑)

みんな、人も動物も植物も鉱物も「今」と言う時を生き、命を刻んでいる

のだと感じます。ありがとうございます。