自由できままな風のひとり言
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ステキなメルマガが届いたので、ご紹介します。
☆~~~~☆~~~~☆~~~~☆
現在、日本の経済は、混乱していると、言われています。
でも、経済というものは、いつの時代も、混乱しているものです。
「経済学」という学問も、ありますが、そもそも、人間が、やっている
活動を、分析する学問なので、難しくて、あたりまえなのです。
なぜなら、人間という存在ほど、気まぐれで、わがままで、優柔不断で、気分や、複雑というような、わけがわからない存在は、ないからです。
「経済学者が、100人いたら、100通りの経済学説が、ある」
というくらい、結論の出にくい学問のようです。
これは、以前から、考えていたこと、だったのですがそれまで、考えていたことが、なんとなく頭の中で、繋がったような気が、したのです。
パソコンの業界のことは、あまり、詳しく、知りませんが、日常、目に、するもので、このパソコンのような例は、ゴマンと、あります。
たとえば、電卓。
ちょっと調べたら、昭和33年くらいに、日本で、初めて、業務用の電卓が、発売された、らしいのですが、当時の金額で、36万円くらい、だったそうです。
今の金額にしたら、いったい、いくら、くらいの価格に、なるのか、想像も、つかないですね。
たぶん、高級車が、買えるくらいの値段だったのでは、ないでしょうか?
本当に、一部の特権階級のお金持ちしか、買えないモノだったのでしょう。
今では、100円ショップに、行けば、その頃よりも、高性能で、小さく、超薄型が、100円で、買えます。
これは、現在の100円が、昔の時代の1000万円くらいの価値が、あるというふうに、考えることも、できます。
さらに、逆に、考えると、昭和33年当時の人たちから、未来の私たち日本人を、見たら、ポケットに、100円玉が、入っている人は、そのポケットに、1000万円、入っているのと、同じように、見えるだろう、ということです。
電卓を、例に、とりましたが、他にも、テレビ、エアコン、車、洗濯機、ビデオ、電話、FAX、電子レンジ、コピーなど、全部、同じ状況です。
昭和40年代には、「3種の神器」として、「3C(スリーシー)」と、言われた時代が、あったようです。
私たちの親の代ですね。
つまり、「Car(車)」、「Color TV(カラーテレビ)」、「Cooler(クーラー)」という3つのモノが、ある家庭は、経済的に、大成功している、豊かな家庭だということです。
今、ほとんどの家庭に、この3つは、あります。
大学生の一人暮らしでも、この3つを、持っている学生は、珍しくありません。
今の家や職場にある電器を、ちょっと、見渡してみてください。
昭和40年代だったら、いったい、いくらの値段が、つくのか? 一度、じっくり、考えてみてください。
今の携帯電話など、比較的、少しの値段で買えますが、これも、昭和40年代だったら、へたしたら、1億円でも、買えないかもしれません。
昔のSF映画にも、ここまで、高性能のマシンは、登場していません。
逆に、言えば、私たち現代人は、昔の人たちの想像力を、超えてしまった生活を、エンジョイしているのです。
食べ物にしても、同様です。
昔の江戸時代は、アイスクリームは、徳川家康しか、食べられなかったようです。
部下に、真夏に、富士山の頂上まで、氷を、取りにいかせ、家くらいある大きな氷の塊を、荷車で、江戸の町まで、運ばせ、家康の目の前に、来た頃には、溶けて、一口くらいで、食べられるくらいの小ささになっていて、その小さい氷に、小豆などを、混ぜて、食べたそうです。
「おとぎ話の王子でも、昔は、とても食べられない。アイスクリームー」
という歌詞の歌を、子供の頃、聴きましたが、まさに、そのとおりですね。
現代の日本では、誰でも、100円で、もっと、美味しいアイスクリームが、食べられます。
これを、別の角度で考えると、日本人は、特別に、勉強をしたり、一生懸命、働かなくても、物質的には、誰でも、豊かになれる国に、住んでいるということなのです。
現在の軽自動車なども、50年前だったら、1億円の価値が、あると思います。
いや、10億円かな? 時代が、違うので、単純に、計算できませんが、とにかく、現在、軽自動車、しかも、中古車に乗っている人でも、50年前と比べたら、当時の天皇陛下よりも、高級車に、乗っているということに、なります。
たまに、友達に会うと、たくさんの友達が、開口一番、
「最近、お金が苦しくってさー。もう、大変ですよ。もう、ずっと、貧乏のままですよ。ああー、お金持ちになりたいなー」
という台詞を、気軽に、口にします。
そのたびに、
「携帯電話、持っているでしょう? 家に、テレビ、ビデオ、洗濯機、冷蔵庫、あるでしょう? 何か、必要なもの、他に、あるんですか?」
私が、こう尋ねると、たいていは、不思議そうな顔を、します。
私が、あたりまえのことを、質問するからです。
現在の日本の経済は、
「少し、よくなって、きている」
という話や、
「まだまだ、苦しい状況が、続く」
などという話を、よくテレビなどで、学者たちが、やりますが、これは、「よくなる」、「苦しい」という意味が、いろいろと複雑なので、あまり、言葉の上っ面だけとらえると、わからなくなります。
私が、見たところ、日本の経済が、行き詰っている最大の原因が、
「もう、日本の消費者は、これ以上モノは、いらないという状況に、なっている」
というのが、一番の原因だと、考えています。
日本の家庭は、モノが、溢れている状態なのです。
ちょうど、たくさん、食べ過ぎて、食えなくなっている状態のお客さんに、レストランのコックたちが、
「もっと食え! もっと食え!」
と言って、満腹のお客さんの口に、無理やり料理を、食わせようとしているのが、今の日本の状態だと、思います。
「モノが、売れない」
というのは、
「もう、消費者が、これ以上、買いたいモノが、ない」
と言っているのです。
極端に、言えば、モノを、持っているのが、ステータスの時代ではなく、モノを、持たないのがステータスに、変わってきている、ということです。
テレビの番組のスポンサーは、たいてい大手の電器メーカーや車メーカー、消費者金融会社などです。
ですから、テレビに、出演するような経済学者たちは、皆、スポンサーが喜ぶようなコメントばかりする学者ばかり、テレビのニュースなどに、出てきます。
ですから、
「最新のテレビなんか、買わなくても、いいですよ。現在、皆さんが持っている既存のテレビで、十分です。このような新しい電器を、ローンを、組んで、買ったり、クレジットカードなどを、使うと、生活が、苦しくなるから、気を、つけてください。車も、軽自動車で、十分です。見栄張って、高級車など、買ったら、人生大、変なことになりますよ。家の新築も、そうです」
などというコメントは、できないのです。
ですから、結果として、
「モノがたくさん売れれば、いい経済状態。売れなければ、経済が、停滞している。問題だ」
というような口調のコメントばかり、テレビ、新聞、週刊誌などで、目にしたり、聞いたりすることになり、結果として、日本人全体の発想も、ネガティブで、暗くなるという状態に、なりやすくなるのです。
まあ、最近は、日本の多くの企業も、こういうことに、気がついて、マーケットを、中国などの、「まだ、モノが欲しい国民がいる国」に、進出しているようです。
今でも、日本の大学では、30年以上前の経済学を、教えたりしてるところも、多いようです。
貧しかった時代の経済学で、現在の日本の経済を、考えようとしても、当てはまらなくて、当然なのです。
ある本に、CMやトレンディドラマなどのリビングルームを、設定する時の裏話が、書いてありました。
その本の作者によると、そのCMやドラマで、
「この家庭は、貧しい」
というイメージを、演出しようと、思ったら、なるべく、そのリビングルームに、モノを、たくさん置くそうです。
そうすると、視聴者に、「貧しさ」が、伝わるそうです。
逆に、
「この家庭は、ゆたか」
というイメージを、演出しようと、思ったら、なるべく、そのリビングルームに、モノを、少なく、置くそうです。
そうすると、視聴者に、「ゆたかさ」が、伝わるそうです。
「買う時代」から「捨てる時代」に、日本は、変わっているということです。
「たくさん食べて太る段階」から「食べないで、ダイエットする段階」に、時代が、変わっているということです。
仕事を、辞めようとするとき、たくさんの人が、言われる言葉だと、思いますが、
「仕事を、辞めて、食って、いけるのか?」
という説教が、あります。
とんでもない説教です。
私も、よく言われたのですか、
「いったい、いつの時代の話を、しているのですか? 今の日本で、仕事を、辞めたくらいで、餓死する人なんか、ほとんど、いませんよ。新聞の記事にも、餓死者のニュースなど、まず、掲載されていませんよ」
即座に、こう答えることに、していました。
現在の日本の社会システムでは、
「餓死したい」
と思っても、させてくれないのです。
政治家も、自分の選挙区内で、
「餓死者が、出た」
などという話になると、次の選挙に、大打撃を、受けるので、まず、全力を、挙げて、防ごうと、するはずです。
日本の福祉制度や法律などは、案外、抜け道も多く、いくらでも、助けてくれる制度が、あるのですよ。
まあ、もちろん、例外も、ありますが…
現在の日本人は、99.999…%の人は、食いすぎで、死ぬのです。
食えないで、死ぬ人など、めったに、いないのです。
逆に、食わないで、死んだ人がいたら、尊敬されるかも、しれません。
そのくらい、希少価値なのです。
現代は、数万円という高いお金を、払って、断食道場やエステサロンに行って、
「食わないようにして、やせよう」
という人ばかりの時代なのです。
ですから、仕事を、辞めるときなどにも、先ほどの、
「食って、いけるのか?」
というような説教やアドバイスなどは、笑い飛ばすくらいで、ちょうど、いいのです。(笑)
ついでに、経済以外の他の話も、しておきましょう。
まず、「年金」です。
「国民年金」のことが、よく、マスコミに、取り上げられますが、これも、視点を、変えると、まったく別の側面が、見えてきます。
「国民年金」というのは、一説によると、昔のプロシア(ドイツ)のビスマルクという政治家が、考えた、システムだそうです。
その当時、ドイツには、仕事を、辞めたあと、ホームレス(浮浪者)になる人が、多かったようです。
そして、そのホームレスの人たちは、そうなったとたん、すぐに、犯罪を、犯すように、なったようです。
泥棒、スリ、恐喝、暴行、空き巣狙い、詐欺などなど。
このような社会を、なんとかしようと思って、ビスマルク宰相は、国民全員が、お金を、出し合って、このような失業者や退職者が、犯罪を犯さないようするためのお金集めとして、「国民年金」というシステムを、つくったそうです。
一方、現代の日本は、どうかというと、そもそも、退職して、仕事が、なくなったくらいで、
「犯罪を、犯そう」
と考える人は、極端に、少ないのです。
日本は、ホームレスの人たちでさえ、紳士が、多く、あまり、悪さも、せず、おとなしく、静かに、生活している人ばかりなのです。
いや、むしろ、ホームレスは、加害者よりも、若者たちに、襲われる被害者になる、可能性のほうが、大きいです。
このように、道徳が、しっかり、行き渡っている国には、もしかしたら、「国民年金」など、人々が、思っているほどは、あまり、必要ないかも、しれません。
日本は、阪神大震災の時も、あれだけ、混乱したのに、略奪や暴行、殺人事件などが、ほとんどなかったのです。
これには、外国人たちは、ビックリしたそうです。アメリカなど、ロス暴動などでも、わかるように、地震、停電などが、起こったら、すぐに、店が、襲われます。
日本は、地震に、なっても、誰も、お店から、モノを、盗もうとは、思わないのです。
それくらい、モノが、余っていて、ゆたかで、道徳心が、高いのです。
日本に、住んでいると、あまり、意識しませんが、これは、すごいことです。
「失業率」なども、大騒ぎするほどの数字ではないと、思います。
失業者の中にも、さまざまなタイプが、あります。
「仕事が、できないで、失業している人」
「何か、夢が、あって、その夢を、実現させるために、勉強(修行)が、必要なため、仕事を、しないで、勉強している人」
「自分が、失業者だということに、誇りとプライドを、もっている人」
などなど、たくさんのタイプがあります。
これを、ひとくくりにして、「失業者」というカテゴリーに、押し込めること自体に、無理が、あります。
私は、1997年から2002年まで、ロサンゼルスで、プール付の豪邸に、住んでいましたが、アメリカでの職業は、「Student(学生)」でしたが、日本での職業は、「失業者(無職)」で、「ハローワーク」に、登録していました。
こういう失業者も、いるのですよ。(笑)
「適正失業率」という考え方も、あって、社会には、「遊び」の部分が、必要という考え方が、あります。
次の仕事に、移るとき、
「次の仕事を、決めてから、辞める」
という選択肢と、
「辞めてから、次の仕事を、決める」
という選択肢が、あります。
このうちの後者だと、どうしても、「失業者」に、なるのです。
これは、しかたないし、私の経験からは、後者のほうが、ゆっくり、気持ち的に、落ちつき、余裕が、できるので、次の新しい就職先も、決まりやすいのです。
仕事をしながら、忙しい状態で、次の仕事を、探そうとしても、焦って、不本意な仕事を、選びやすいのです。
「適正失業率」は、国にも、よるでしょうが、
「5%から7%だ」
と言う学者も、います。
ちなみに、世界史の中には、「失業率」が、0%だった時代と国が、あるそうです。
どこだと、思いますか?
答えは、スターリン時代の旧ソビエト連邦です。
この頃は、国家が、国民を、強制的に、労働させたため、国民全員が、100%、働いたそうです。
このような社会が、健全だと、思いますか?
「失業率が、高くなると、社会が、悪くなる」
というのも、偏った見方なのです。
「失業者」と同じような問題に、若者の「フリーター」という現象が、あります。
これも、程度の問題もありますが、それほど、大騒ぎするほどの問題では、ないでしょう。
私が、中学の頃、「竹村健一の世相講談」というテレビ番組が、ありました。
30年くらい前です。
この番組で、今でも、覚えているのは、竹村氏が、
「20年後くらい、未来の日本で、一番、若者に、人気があり、花形職業に、なっているのは、フリーターだろう」
と言っていました。
するどい意見ですね。
竹村氏によると、その根拠は、
「最近の大人は、職場で、人間関係に、疲れ果てている。そして、現在の子供たちは、そういう大人たちを、よく、観察している。だから、人間関係が、悪化しても、すぐに、新しい職場に、移れるというフットワークの軽さで、フリーターが、人気に、なるだろう。少し仕事して、遊ぶ、遊ぶお金が、なくなったら、また、アルバイトを、チョッとやる。そのようなライフスタイルも、いいのでは、ないですか?」
こう言っていました。
竹村氏は、さすがに、世界中を、飛び回っただけに、パイプを、くわえながら、さらに、
「だいたいやねー。これから、地球の人口は、ますます、増える。この増えすぎた人たちが、クソ真面目に、働きすぎたら、地球の資源は、アッという間に、なくなり、環境破壊に、加速が、かかるんですよ。今、地球全体は、アフリカ化している。仕事を、しないで、怠ける。時間を、守らない。よく遊ぶ。これは、地球の意思が、ブレーキを、かけているのかも、しれませんよ」
こう言っていました。
あれから、30年くらい、たちますが、面白いですね。
現代の日本では、積極的に、
「休もう!」
と自分で、強く思わない限り、社会が、休ませて、くれないのです。
そういう意味でも、失業者やフリーターも、悪くないと、思います。
「フリーター」どころか、「引きこもり」の若者も、いますが、これは、私から、見れば、ほとんどの若者は、仏教で言う、「出家」を、やっているのです。
俗な世間で、学ぶよりも、俗世間を、離れて、自分の中を、内観することも、大切なのです。
肉体は、「在家」で、家に、いますが、精神は、俗世間を、離れて、「出家」しているのでしょう。
これも、大切な学びです。
テレビゲームも、うんとやったらいいし、漫画喫茶で、漫画も、たくさん、読んだらいいです。
怠けられる時に、怠けておいたほうが、いいのです。
今現在、引きこもっている若者は、昆虫でいえば、ちょうど、「さなぎ」が「蝶」になろうと、しているのです。
とっても楽しみです。
これらの若者が、新しい時代を、創っていくでしょう。
昭40年代に、当時の大人たちに、大手の新聞社が、大規模なアンケート調査を、全国でやったそうです。そのときに、
「将来、皆さんの子供たちが、大人に、なった頃、21世紀には、日本に、どのような社会に、なっていて、もらいたいですか?」
という質問に、大半の人が、
「私たちのように、アクセク、働かなくても、生活できるような社会に、なっていて、もらいたい」
と答えたそうです。
今の若者は、「フリーター」という立場で、これを、実現している人が、多いのです。
現在、60歳以上の人たちは、このようなアンケート調査が、あったことを、思い出して、みたらいいと、思います。
身体が、小さく力の弱い力士が、身体が、大きく力の強い力士と相撲を、とろうと、思ったら、正面から、ぶつかり、力比べを、するのではなく、「肩すかし」といって、相手の勢いを、うまく、そらす技を、使うのが、有効です。
日本は、昔、アメリカから、石油などのエネルギーで、経済的に、いろいろ揺さぶられました。
このときに、日本の政治家たちが、考えたのが、「省エネ」だったそうです。
これは、表向きは、「地球環境への配慮」だったのですが、本当の目的は、アメリカとのエネルギー関連の取引で苦しみ、苦肉の策として、
「エネルギーを、使わないようにする」
という「省エネ」で、肩すかしを、食わせたようです。
ここ20年以上、日本人が、働いても働いても、金融やビジネスで、アメリカに、負けて、美味しいところを、アメリカに、絞りとられているのを、日本の若者が、敏感に、察知して、
「働かないように、する」
という「フリーター」や「失業者」を、やることによって、アメリカに、肩すかしを、食わせているというのが、現状のようです。
「肩すかし」も、りっぱな、戦い方なのです。
今の日本の若者は、「肩すかし」というすごい技で、国際経済に、立ち向かって、いるのです。
あまり、マスコミの報道は、鵜呑みには、しないことです。
日本のマスコミは、とにかく、不安を、煽り、ネガティブなことを、言うのが、好きだという傾向が、あります。
20年前、家庭内で、トラブルが増え、子供たちが、家出したり、非行に走った頃、「積み木くずし」というドラマが、流行り、「家庭崩壊」という言葉が、うまれました。
その後、子供が、リストラに、あい、故郷の実家に、戻ってくるという現象が、増えていました。
すると、今度は、「パラサイト(寄生)」という言葉が、うまれまていました。
子供が、家から出れば、「家庭崩壊」と言って、問題にして、今度は、子供が、家に、帰ってくれば、「パラサイト(寄生)」と言って、また問題にする。
「どっちにすれば、いいんだ?」
と言いたく、なりますね。(笑)
程度にも、よりますが、私なら、子供が、家から出れば、
「子供が、自立した」
と言って、子供が、家に帰ってくれば、
「家族が、仲良くなった」
と言いいます。
そのほうが、ポジティブで、楽しい人生観に、なります。
このように、「経済」というものは、視点を、ちょっと変えるだけで、いくらでも、ゆたかにもなるし、楽しくもなるのです。
テレビや新聞などの紋切り型の、どこかで、聞いたような意見ばかり、聞いていては、暗い気持ちになるだけです。
特に、「ゆたかさ」を、周囲の人たちと、比較するだけの視点は、やめたほうが、いいです。
ほとんどの日本人は、毎日、中華料理、フランス料理、イタリア料理、日本料理、インド料理など、世界中の料理が、食べられるという身分に、あるのです。
家に、一度も、着ない洋服も、たくさん、あるでしょう?
昔のマリー・アントワネットのような生活を、やっているのです。
昔と比較すれば、ほとんどの日本人は、すでに、億万長者なのです。
このような意識をもって、毎日、食事してみてください。
意識したとたん、本当に、食事が、美味しくなり、ゆたかな気持ちに、なりますよ。
信じられないくらいの贅沢な生活を、送っているのです。
全員が、王侯貴族の生活を、しているので、自分が、王様や女王様だということに、気がつかないのです。
「私、お金なくって、貧乏なんです」
と口癖のように、言っている人が、多すぎます。
私たち日本人が、現在やっている生活は、先人たちが、数万年間、実現させたいと、願ってきた理想郷に、住んでいるのです。
お金の金額だけを、基準に、するから、このような貧しい発言が、出てくるのだと、思います。
もっと、たくさんの視点で、考えることが、ほんとうに、ゆたかな生活なのです。
上記の発言を、する人のなかで、ほんとうに、貧乏な人など、ほとんど、いないということです。
現在の自分の状態を、「ゆたか」だと思い、感謝できない人は、永久に、ゆたかになれないと、思います。
たとえば、もうすこし、発想を、広げて、現在よりも、100年ほど、進んだ未来を、イメージしてみましょう。
そこには、ほとんどの家に、反重力を、利用した、UFOのような素晴らしい乗り物があり、1秒で、世界中のどこにでも、行けるような世界に、なっています。
他の惑星にも、行けます。
タイムマシンの機能も、ついていて、いつの時代にも、遊びに行けます。
この乗り物を、現在、買おうと、思ったら、現在の価格で、5000億円くらい、するでしょう。
いや、もっと、するかも、しれません。
しかし、その未来の乗り物にも、軽自動車や高級車のように、デザインや大きさに、差が、あります。
中古車も、あります。
すると、その中古の軽自動車に、乗っている未来人が、こう呟きます。
「ああー、自分って、こんなボロイUFOにしか、乗れないんだなー。もっと、高級車にのりたいなー。自分って、なんて、貧乏なんだろう。どうやったら、もっと、お金儲けが、できるんだろう? もっとゆたかに、なりたいなー」
もし、このような呟きを、聞いたら、私たちは、どう思うでしょうか?
「なんて、贅沢なことを、言っているんだ! あなたなんか、たとえ、何回、生まれ変わっても、永久に、ゆたかになんか、なれないよ。あなたが、貧乏なのではなく、あなたのその心が、貧しいんだよ!」
こう思うでしょう。
「私、お金なくって、貧乏なんです」
という発言を、している人は、100年前の人たちに、この発言を、聞かれたら、そう思われるのです。
現在、日本やアメリカで、出版されている「成功哲学」や「金儲け」の本の根本的に、不足している部分が、これです。
ほとんどの本が、
「現在、私たちは、貧しい。では、どうすれば、金持ちで、ゆたかに、なれるか?」
という視点で、話を、進めています。
そうではなく、
「現在、私たちは、人類史上、初めて体験するくらいの億万長者の生活を、送っている。でも、もっと、別のゆたかさに、移行すると、もっと、楽しそうだ。では、どうすれば、もっと、楽しくなれるか?」
という視点で、考えたほうが、楽しいのです。
「貧乏→金持ち」
という図式ではなく、
「億万長者→究極のゆたかな生活」
なのです。
日本人のほとんどは、もうすでに、億万長者なのです。
人間という存在は、視点を、変えただけで、ゆたかになる能力を、本来もっているのですよ。
もっと、心ゆたかに、生きましょう!(笑)
以上
☆~~~~☆~~~~☆~~~~☆
現在、日本の経済は、混乱していると、言われています。
でも、経済というものは、いつの時代も、混乱しているものです。
「経済学」という学問も、ありますが、そもそも、人間が、やっている
活動を、分析する学問なので、難しくて、あたりまえなのです。
なぜなら、人間という存在ほど、気まぐれで、わがままで、優柔不断で、気分や、複雑というような、わけがわからない存在は、ないからです。
「経済学者が、100人いたら、100通りの経済学説が、ある」
というくらい、結論の出にくい学問のようです。
これは、以前から、考えていたこと、だったのですがそれまで、考えていたことが、なんとなく頭の中で、繋がったような気が、したのです。
パソコンの業界のことは、あまり、詳しく、知りませんが、日常、目に、するもので、このパソコンのような例は、ゴマンと、あります。
たとえば、電卓。
ちょっと調べたら、昭和33年くらいに、日本で、初めて、業務用の電卓が、発売された、らしいのですが、当時の金額で、36万円くらい、だったそうです。
今の金額にしたら、いったい、いくら、くらいの価格に、なるのか、想像も、つかないですね。
たぶん、高級車が、買えるくらいの値段だったのでは、ないでしょうか?
本当に、一部の特権階級のお金持ちしか、買えないモノだったのでしょう。
今では、100円ショップに、行けば、その頃よりも、高性能で、小さく、超薄型が、100円で、買えます。
これは、現在の100円が、昔の時代の1000万円くらいの価値が、あるというふうに、考えることも、できます。
さらに、逆に、考えると、昭和33年当時の人たちから、未来の私たち日本人を、見たら、ポケットに、100円玉が、入っている人は、そのポケットに、1000万円、入っているのと、同じように、見えるだろう、ということです。
電卓を、例に、とりましたが、他にも、テレビ、エアコン、車、洗濯機、ビデオ、電話、FAX、電子レンジ、コピーなど、全部、同じ状況です。
昭和40年代には、「3種の神器」として、「3C(スリーシー)」と、言われた時代が、あったようです。
私たちの親の代ですね。
つまり、「Car(車)」、「Color TV(カラーテレビ)」、「Cooler(クーラー)」という3つのモノが、ある家庭は、経済的に、大成功している、豊かな家庭だということです。
今、ほとんどの家庭に、この3つは、あります。
大学生の一人暮らしでも、この3つを、持っている学生は、珍しくありません。
今の家や職場にある電器を、ちょっと、見渡してみてください。
昭和40年代だったら、いったい、いくらの値段が、つくのか? 一度、じっくり、考えてみてください。
今の携帯電話など、比較的、少しの値段で買えますが、これも、昭和40年代だったら、へたしたら、1億円でも、買えないかもしれません。
昔のSF映画にも、ここまで、高性能のマシンは、登場していません。
逆に、言えば、私たち現代人は、昔の人たちの想像力を、超えてしまった生活を、エンジョイしているのです。
食べ物にしても、同様です。
昔の江戸時代は、アイスクリームは、徳川家康しか、食べられなかったようです。
部下に、真夏に、富士山の頂上まで、氷を、取りにいかせ、家くらいある大きな氷の塊を、荷車で、江戸の町まで、運ばせ、家康の目の前に、来た頃には、溶けて、一口くらいで、食べられるくらいの小ささになっていて、その小さい氷に、小豆などを、混ぜて、食べたそうです。
「おとぎ話の王子でも、昔は、とても食べられない。アイスクリームー」
という歌詞の歌を、子供の頃、聴きましたが、まさに、そのとおりですね。
現代の日本では、誰でも、100円で、もっと、美味しいアイスクリームが、食べられます。
これを、別の角度で考えると、日本人は、特別に、勉強をしたり、一生懸命、働かなくても、物質的には、誰でも、豊かになれる国に、住んでいるということなのです。
現在の軽自動車なども、50年前だったら、1億円の価値が、あると思います。
いや、10億円かな? 時代が、違うので、単純に、計算できませんが、とにかく、現在、軽自動車、しかも、中古車に乗っている人でも、50年前と比べたら、当時の天皇陛下よりも、高級車に、乗っているということに、なります。
たまに、友達に会うと、たくさんの友達が、開口一番、
「最近、お金が苦しくってさー。もう、大変ですよ。もう、ずっと、貧乏のままですよ。ああー、お金持ちになりたいなー」
という台詞を、気軽に、口にします。
そのたびに、
「携帯電話、持っているでしょう? 家に、テレビ、ビデオ、洗濯機、冷蔵庫、あるでしょう? 何か、必要なもの、他に、あるんですか?」
私が、こう尋ねると、たいていは、不思議そうな顔を、します。
私が、あたりまえのことを、質問するからです。
現在の日本の経済は、
「少し、よくなって、きている」
という話や、
「まだまだ、苦しい状況が、続く」
などという話を、よくテレビなどで、学者たちが、やりますが、これは、「よくなる」、「苦しい」という意味が、いろいろと複雑なので、あまり、言葉の上っ面だけとらえると、わからなくなります。
私が、見たところ、日本の経済が、行き詰っている最大の原因が、
「もう、日本の消費者は、これ以上モノは、いらないという状況に、なっている」
というのが、一番の原因だと、考えています。
日本の家庭は、モノが、溢れている状態なのです。
ちょうど、たくさん、食べ過ぎて、食えなくなっている状態のお客さんに、レストランのコックたちが、
「もっと食え! もっと食え!」
と言って、満腹のお客さんの口に、無理やり料理を、食わせようとしているのが、今の日本の状態だと、思います。
「モノが、売れない」
というのは、
「もう、消費者が、これ以上、買いたいモノが、ない」
と言っているのです。
極端に、言えば、モノを、持っているのが、ステータスの時代ではなく、モノを、持たないのがステータスに、変わってきている、ということです。
テレビの番組のスポンサーは、たいてい大手の電器メーカーや車メーカー、消費者金融会社などです。
ですから、テレビに、出演するような経済学者たちは、皆、スポンサーが喜ぶようなコメントばかりする学者ばかり、テレビのニュースなどに、出てきます。
ですから、
「最新のテレビなんか、買わなくても、いいですよ。現在、皆さんが持っている既存のテレビで、十分です。このような新しい電器を、ローンを、組んで、買ったり、クレジットカードなどを、使うと、生活が、苦しくなるから、気を、つけてください。車も、軽自動車で、十分です。見栄張って、高級車など、買ったら、人生大、変なことになりますよ。家の新築も、そうです」
などというコメントは、できないのです。
ですから、結果として、
「モノがたくさん売れれば、いい経済状態。売れなければ、経済が、停滞している。問題だ」
というような口調のコメントばかり、テレビ、新聞、週刊誌などで、目にしたり、聞いたりすることになり、結果として、日本人全体の発想も、ネガティブで、暗くなるという状態に、なりやすくなるのです。
まあ、最近は、日本の多くの企業も、こういうことに、気がついて、マーケットを、中国などの、「まだ、モノが欲しい国民がいる国」に、進出しているようです。
今でも、日本の大学では、30年以上前の経済学を、教えたりしてるところも、多いようです。
貧しかった時代の経済学で、現在の日本の経済を、考えようとしても、当てはまらなくて、当然なのです。
ある本に、CMやトレンディドラマなどのリビングルームを、設定する時の裏話が、書いてありました。
その本の作者によると、そのCMやドラマで、
「この家庭は、貧しい」
というイメージを、演出しようと、思ったら、なるべく、そのリビングルームに、モノを、たくさん置くそうです。
そうすると、視聴者に、「貧しさ」が、伝わるそうです。
逆に、
「この家庭は、ゆたか」
というイメージを、演出しようと、思ったら、なるべく、そのリビングルームに、モノを、少なく、置くそうです。
そうすると、視聴者に、「ゆたかさ」が、伝わるそうです。
「買う時代」から「捨てる時代」に、日本は、変わっているということです。
「たくさん食べて太る段階」から「食べないで、ダイエットする段階」に、時代が、変わっているということです。
仕事を、辞めようとするとき、たくさんの人が、言われる言葉だと、思いますが、
「仕事を、辞めて、食って、いけるのか?」
という説教が、あります。
とんでもない説教です。
私も、よく言われたのですか、
「いったい、いつの時代の話を、しているのですか? 今の日本で、仕事を、辞めたくらいで、餓死する人なんか、ほとんど、いませんよ。新聞の記事にも、餓死者のニュースなど、まず、掲載されていませんよ」
即座に、こう答えることに、していました。
現在の日本の社会システムでは、
「餓死したい」
と思っても、させてくれないのです。
政治家も、自分の選挙区内で、
「餓死者が、出た」
などという話になると、次の選挙に、大打撃を、受けるので、まず、全力を、挙げて、防ごうと、するはずです。
日本の福祉制度や法律などは、案外、抜け道も多く、いくらでも、助けてくれる制度が、あるのですよ。
まあ、もちろん、例外も、ありますが…
現在の日本人は、99.999…%の人は、食いすぎで、死ぬのです。
食えないで、死ぬ人など、めったに、いないのです。
逆に、食わないで、死んだ人がいたら、尊敬されるかも、しれません。
そのくらい、希少価値なのです。
現代は、数万円という高いお金を、払って、断食道場やエステサロンに行って、
「食わないようにして、やせよう」
という人ばかりの時代なのです。
ですから、仕事を、辞めるときなどにも、先ほどの、
「食って、いけるのか?」
というような説教やアドバイスなどは、笑い飛ばすくらいで、ちょうど、いいのです。(笑)
ついでに、経済以外の他の話も、しておきましょう。
まず、「年金」です。
「国民年金」のことが、よく、マスコミに、取り上げられますが、これも、視点を、変えると、まったく別の側面が、見えてきます。
「国民年金」というのは、一説によると、昔のプロシア(ドイツ)のビスマルクという政治家が、考えた、システムだそうです。
その当時、ドイツには、仕事を、辞めたあと、ホームレス(浮浪者)になる人が、多かったようです。
そして、そのホームレスの人たちは、そうなったとたん、すぐに、犯罪を、犯すように、なったようです。
泥棒、スリ、恐喝、暴行、空き巣狙い、詐欺などなど。
このような社会を、なんとかしようと思って、ビスマルク宰相は、国民全員が、お金を、出し合って、このような失業者や退職者が、犯罪を犯さないようするためのお金集めとして、「国民年金」というシステムを、つくったそうです。
一方、現代の日本は、どうかというと、そもそも、退職して、仕事が、なくなったくらいで、
「犯罪を、犯そう」
と考える人は、極端に、少ないのです。
日本は、ホームレスの人たちでさえ、紳士が、多く、あまり、悪さも、せず、おとなしく、静かに、生活している人ばかりなのです。
いや、むしろ、ホームレスは、加害者よりも、若者たちに、襲われる被害者になる、可能性のほうが、大きいです。
このように、道徳が、しっかり、行き渡っている国には、もしかしたら、「国民年金」など、人々が、思っているほどは、あまり、必要ないかも、しれません。
日本は、阪神大震災の時も、あれだけ、混乱したのに、略奪や暴行、殺人事件などが、ほとんどなかったのです。
これには、外国人たちは、ビックリしたそうです。アメリカなど、ロス暴動などでも、わかるように、地震、停電などが、起こったら、すぐに、店が、襲われます。
日本は、地震に、なっても、誰も、お店から、モノを、盗もうとは、思わないのです。
それくらい、モノが、余っていて、ゆたかで、道徳心が、高いのです。
日本に、住んでいると、あまり、意識しませんが、これは、すごいことです。
「失業率」なども、大騒ぎするほどの数字ではないと、思います。
失業者の中にも、さまざまなタイプが、あります。
「仕事が、できないで、失業している人」
「何か、夢が、あって、その夢を、実現させるために、勉強(修行)が、必要なため、仕事を、しないで、勉強している人」
「自分が、失業者だということに、誇りとプライドを、もっている人」
などなど、たくさんのタイプがあります。
これを、ひとくくりにして、「失業者」というカテゴリーに、押し込めること自体に、無理が、あります。
私は、1997年から2002年まで、ロサンゼルスで、プール付の豪邸に、住んでいましたが、アメリカでの職業は、「Student(学生)」でしたが、日本での職業は、「失業者(無職)」で、「ハローワーク」に、登録していました。
こういう失業者も、いるのですよ。(笑)
「適正失業率」という考え方も、あって、社会には、「遊び」の部分が、必要という考え方が、あります。
次の仕事に、移るとき、
「次の仕事を、決めてから、辞める」
という選択肢と、
「辞めてから、次の仕事を、決める」
という選択肢が、あります。
このうちの後者だと、どうしても、「失業者」に、なるのです。
これは、しかたないし、私の経験からは、後者のほうが、ゆっくり、気持ち的に、落ちつき、余裕が、できるので、次の新しい就職先も、決まりやすいのです。
仕事をしながら、忙しい状態で、次の仕事を、探そうとしても、焦って、不本意な仕事を、選びやすいのです。
「適正失業率」は、国にも、よるでしょうが、
「5%から7%だ」
と言う学者も、います。
ちなみに、世界史の中には、「失業率」が、0%だった時代と国が、あるそうです。
どこだと、思いますか?
答えは、スターリン時代の旧ソビエト連邦です。
この頃は、国家が、国民を、強制的に、労働させたため、国民全員が、100%、働いたそうです。
このような社会が、健全だと、思いますか?
「失業率が、高くなると、社会が、悪くなる」
というのも、偏った見方なのです。
「失業者」と同じような問題に、若者の「フリーター」という現象が、あります。
これも、程度の問題もありますが、それほど、大騒ぎするほどの問題では、ないでしょう。
私が、中学の頃、「竹村健一の世相講談」というテレビ番組が、ありました。
30年くらい前です。
この番組で、今でも、覚えているのは、竹村氏が、
「20年後くらい、未来の日本で、一番、若者に、人気があり、花形職業に、なっているのは、フリーターだろう」
と言っていました。
するどい意見ですね。
竹村氏によると、その根拠は、
「最近の大人は、職場で、人間関係に、疲れ果てている。そして、現在の子供たちは、そういう大人たちを、よく、観察している。だから、人間関係が、悪化しても、すぐに、新しい職場に、移れるというフットワークの軽さで、フリーターが、人気に、なるだろう。少し仕事して、遊ぶ、遊ぶお金が、なくなったら、また、アルバイトを、チョッとやる。そのようなライフスタイルも、いいのでは、ないですか?」
こう言っていました。
竹村氏は、さすがに、世界中を、飛び回っただけに、パイプを、くわえながら、さらに、
「だいたいやねー。これから、地球の人口は、ますます、増える。この増えすぎた人たちが、クソ真面目に、働きすぎたら、地球の資源は、アッという間に、なくなり、環境破壊に、加速が、かかるんですよ。今、地球全体は、アフリカ化している。仕事を、しないで、怠ける。時間を、守らない。よく遊ぶ。これは、地球の意思が、ブレーキを、かけているのかも、しれませんよ」
こう言っていました。
あれから、30年くらい、たちますが、面白いですね。
現代の日本では、積極的に、
「休もう!」
と自分で、強く思わない限り、社会が、休ませて、くれないのです。
そういう意味でも、失業者やフリーターも、悪くないと、思います。
「フリーター」どころか、「引きこもり」の若者も、いますが、これは、私から、見れば、ほとんどの若者は、仏教で言う、「出家」を、やっているのです。
俗な世間で、学ぶよりも、俗世間を、離れて、自分の中を、内観することも、大切なのです。
肉体は、「在家」で、家に、いますが、精神は、俗世間を、離れて、「出家」しているのでしょう。
これも、大切な学びです。
テレビゲームも、うんとやったらいいし、漫画喫茶で、漫画も、たくさん、読んだらいいです。
怠けられる時に、怠けておいたほうが、いいのです。
今現在、引きこもっている若者は、昆虫でいえば、ちょうど、「さなぎ」が「蝶」になろうと、しているのです。
とっても楽しみです。
これらの若者が、新しい時代を、創っていくでしょう。
昭40年代に、当時の大人たちに、大手の新聞社が、大規模なアンケート調査を、全国でやったそうです。そのときに、
「将来、皆さんの子供たちが、大人に、なった頃、21世紀には、日本に、どのような社会に、なっていて、もらいたいですか?」
という質問に、大半の人が、
「私たちのように、アクセク、働かなくても、生活できるような社会に、なっていて、もらいたい」
と答えたそうです。
今の若者は、「フリーター」という立場で、これを、実現している人が、多いのです。
現在、60歳以上の人たちは、このようなアンケート調査が、あったことを、思い出して、みたらいいと、思います。
身体が、小さく力の弱い力士が、身体が、大きく力の強い力士と相撲を、とろうと、思ったら、正面から、ぶつかり、力比べを、するのではなく、「肩すかし」といって、相手の勢いを、うまく、そらす技を、使うのが、有効です。
日本は、昔、アメリカから、石油などのエネルギーで、経済的に、いろいろ揺さぶられました。
このときに、日本の政治家たちが、考えたのが、「省エネ」だったそうです。
これは、表向きは、「地球環境への配慮」だったのですが、本当の目的は、アメリカとのエネルギー関連の取引で苦しみ、苦肉の策として、
「エネルギーを、使わないようにする」
という「省エネ」で、肩すかしを、食わせたようです。
ここ20年以上、日本人が、働いても働いても、金融やビジネスで、アメリカに、負けて、美味しいところを、アメリカに、絞りとられているのを、日本の若者が、敏感に、察知して、
「働かないように、する」
という「フリーター」や「失業者」を、やることによって、アメリカに、肩すかしを、食わせているというのが、現状のようです。
「肩すかし」も、りっぱな、戦い方なのです。
今の日本の若者は、「肩すかし」というすごい技で、国際経済に、立ち向かって、いるのです。
あまり、マスコミの報道は、鵜呑みには、しないことです。
日本のマスコミは、とにかく、不安を、煽り、ネガティブなことを、言うのが、好きだという傾向が、あります。
20年前、家庭内で、トラブルが増え、子供たちが、家出したり、非行に走った頃、「積み木くずし」というドラマが、流行り、「家庭崩壊」という言葉が、うまれました。
その後、子供が、リストラに、あい、故郷の実家に、戻ってくるという現象が、増えていました。
すると、今度は、「パラサイト(寄生)」という言葉が、うまれまていました。
子供が、家から出れば、「家庭崩壊」と言って、問題にして、今度は、子供が、家に、帰ってくれば、「パラサイト(寄生)」と言って、また問題にする。
「どっちにすれば、いいんだ?」
と言いたく、なりますね。(笑)
程度にも、よりますが、私なら、子供が、家から出れば、
「子供が、自立した」
と言って、子供が、家に帰ってくれば、
「家族が、仲良くなった」
と言いいます。
そのほうが、ポジティブで、楽しい人生観に、なります。
このように、「経済」というものは、視点を、ちょっと変えるだけで、いくらでも、ゆたかにもなるし、楽しくもなるのです。
テレビや新聞などの紋切り型の、どこかで、聞いたような意見ばかり、聞いていては、暗い気持ちになるだけです。
特に、「ゆたかさ」を、周囲の人たちと、比較するだけの視点は、やめたほうが、いいです。
ほとんどの日本人は、毎日、中華料理、フランス料理、イタリア料理、日本料理、インド料理など、世界中の料理が、食べられるという身分に、あるのです。
家に、一度も、着ない洋服も、たくさん、あるでしょう?
昔のマリー・アントワネットのような生活を、やっているのです。
昔と比較すれば、ほとんどの日本人は、すでに、億万長者なのです。
このような意識をもって、毎日、食事してみてください。
意識したとたん、本当に、食事が、美味しくなり、ゆたかな気持ちに、なりますよ。
信じられないくらいの贅沢な生活を、送っているのです。
全員が、王侯貴族の生活を、しているので、自分が、王様や女王様だということに、気がつかないのです。
「私、お金なくって、貧乏なんです」
と口癖のように、言っている人が、多すぎます。
私たち日本人が、現在やっている生活は、先人たちが、数万年間、実現させたいと、願ってきた理想郷に、住んでいるのです。
お金の金額だけを、基準に、するから、このような貧しい発言が、出てくるのだと、思います。
もっと、たくさんの視点で、考えることが、ほんとうに、ゆたかな生活なのです。
上記の発言を、する人のなかで、ほんとうに、貧乏な人など、ほとんど、いないということです。
現在の自分の状態を、「ゆたか」だと思い、感謝できない人は、永久に、ゆたかになれないと、思います。
たとえば、もうすこし、発想を、広げて、現在よりも、100年ほど、進んだ未来を、イメージしてみましょう。
そこには、ほとんどの家に、反重力を、利用した、UFOのような素晴らしい乗り物があり、1秒で、世界中のどこにでも、行けるような世界に、なっています。
他の惑星にも、行けます。
タイムマシンの機能も、ついていて、いつの時代にも、遊びに行けます。
この乗り物を、現在、買おうと、思ったら、現在の価格で、5000億円くらい、するでしょう。
いや、もっと、するかも、しれません。
しかし、その未来の乗り物にも、軽自動車や高級車のように、デザインや大きさに、差が、あります。
中古車も、あります。
すると、その中古の軽自動車に、乗っている未来人が、こう呟きます。
「ああー、自分って、こんなボロイUFOにしか、乗れないんだなー。もっと、高級車にのりたいなー。自分って、なんて、貧乏なんだろう。どうやったら、もっと、お金儲けが、できるんだろう? もっとゆたかに、なりたいなー」
もし、このような呟きを、聞いたら、私たちは、どう思うでしょうか?
「なんて、贅沢なことを、言っているんだ! あなたなんか、たとえ、何回、生まれ変わっても、永久に、ゆたかになんか、なれないよ。あなたが、貧乏なのではなく、あなたのその心が、貧しいんだよ!」
こう思うでしょう。
「私、お金なくって、貧乏なんです」
という発言を、している人は、100年前の人たちに、この発言を、聞かれたら、そう思われるのです。
現在、日本やアメリカで、出版されている「成功哲学」や「金儲け」の本の根本的に、不足している部分が、これです。
ほとんどの本が、
「現在、私たちは、貧しい。では、どうすれば、金持ちで、ゆたかに、なれるか?」
という視点で、話を、進めています。
そうではなく、
「現在、私たちは、人類史上、初めて体験するくらいの億万長者の生活を、送っている。でも、もっと、別のゆたかさに、移行すると、もっと、楽しそうだ。では、どうすれば、もっと、楽しくなれるか?」
という視点で、考えたほうが、楽しいのです。
「貧乏→金持ち」
という図式ではなく、
「億万長者→究極のゆたかな生活」
なのです。
日本人のほとんどは、もうすでに、億万長者なのです。
人間という存在は、視点を、変えただけで、ゆたかになる能力を、本来もっているのですよ。
もっと、心ゆたかに、生きましょう!(笑)
以上
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